buenosu airesuに旅行に行った話（venue）

ブエノスアイレスへ行って何をしてたかと言うと、突き詰めて行けば、飯食ってライブ見ていただけだった。で、ライブ見に行ったvenueを一通り纏めとこうと思った。

ブエノスアイレスには良いvenueがいっぱいあった。大事なのは仕事終わってからでも行きやすかったり、おいしいお酒とご飯がたべられたりすること。開始時間も遅くてよい。だいたいフライヤーに書いてある時間から30分〜1時間後にスタートするイメージで、結構9時オープン10時スタートみたいなのが多い。特に美味い食事ががっつり行けるところは、1時間ぐらい飯食ってもらって、その後ライブ、みたいな。観光で時間があるなら8時オープンのやつと10時オープンのやつでハシゴみたいなのも可能と思う。
最初に行ったのがKONEXという野外フリースペースみたいなところ。工事現場みたいなしきりで覆われているけど、中は完全にオープンエア。中も工事現場みたい。いろいろなアートスペースとして活用できるみたいで、タンゴ教室とかもやってるみたい。
で、この日は、総勢15人ぐらいのパーカッションのみのオーケストラ、la bomba de tiempoのライブ。（週1回ぐらいで定期的にやってるみたい）。ガチのダンスミュージックでした。誤解を恐れず言うと野外フェスみたいな雰囲気。皆楽しそう。そしてそこら中でちゅっちゅちゅっちゅしてる。老若男女。必ずしも皆が写真に寛容と言う訳ではないので注意が必要ですが、フォト、フォトとあながち嫌そうでは無い人が多かったと思う。

あまり良い写真が無いのであれなのだけれど、こちらはNiceto clubっていうクラブ/ライブハウスのバーカウンター。Niceto通りにあるからNiceto clubね。Yosvany Terryというキューバのアフロカリビアンジャズの人を見に行った。ここは良くある一般的なクラブのイメージ。結構良いライブも入ってて、わりと音も良いので、チェックの必要ありと思います。クラブなので、食事を楽しむような感じではないです。


こちらはNotoriousというJazzクラブ。GYPSY REUNIONというジプシージャズのバンドを見た。この真ん中のギターの人、完全に顔で演奏するタイプの人だった。全員激ウマ。あとご飯もおいしい。家族ずれで来てる人たちが多くて、凄く良い雰囲気だった。

ジプシージャズで夜を締めるのはなんだかパンチが足りなかったので、Notoriousの後（っつっても夜の11時ぐらい）にハシゴした。CAFFってライブハウス。ライブハウスと言うか、倉庫を改装したような作りで、ダーッと置いてあるテーブルで酒とつまみを食べながら見るような感じ。イベントスペースって感じかなあ。演奏してたのは、orquesta tipica fernandez fierroという若手タンゴ奏者が集まって出来たオーケストラで、とても厳つくてやかましい感じ。向こうのレコ屋に言わせてみれば、traditional tango based on rock spirit、とかなんとか。とても攻撃的でかっこよかったのである。こちらも、老若男女がこぞって見に来ているのが素晴らしい。実質ライブが始まったのって23時とかで、年寄り帰らんくてええのかよ、って感じやったけど、帰らない帰らない。素晴らしいカルチャーだと思った。やっぱり皆日々の音楽を積極的に楽しんで、心待ちにしている。音楽が生活に寄り添っているのだ。