ゼロ年代のベルリン展を見た
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/128/
全体的に、紙ベースでも映像ベースでもなんでも、コラージュっていう発想がどこかにある作品が多かったように思う。あとは、人種に意味づけをするような、そんな作品が多かった。作者一つとっても、やはりベルリン生まれなわけではなく、様々な国からベルリンと言う土地に集まってきた人たちが多かった。そういった環境では、意味を持った人種が作品にからんでくるのは、自然なことかなあと思う。
個人的には、Omer Fastの「casting」(http://www.mot-art-museum.jp/blog/staff/2011/12/1_1.html)という作品が好みだった。表裏一体の液晶ディスプレイをうまくシニカルに使っていて、とてもDJ的な手法だった。コラージュというか、サンプリングとかそっちの方が近いかも。このスタッフブログの説明はあんまり、自分のイメージと違うかも。もっと笑える感じだったと思うけど。