てんてこオタク育児記録

育児が楽しすぎるのでちゃんと記録を後世に残せるようにブログにしようと思いました。オタクの育児は変なこだわりが入るのでなにかと記録しておくと良いことがありそうです。※育児の何が正しいかは子によってそれぞれなので内容の是非はご理解くださいませ。

台湾には珍しいシューゲイズバンド、TuTがオススメ

久しぶりにオススメの台湾のバンドが見つかったので久しぶりにブログ書きます。TuTってバンドです。あえてわざわざキャッチーなフレーズをつけるとすれば、「台湾のマイブラ」以外思いつかないです。そんなバンドです。

バンドの紹介の前に、台北で暮らしていて最近超感じてることがあって。それを言っておいたほうがいいと思うんですが、台湾のインディバンドっていうのは2パターンぐらいに分かれるんですよ。

それは、台湾っぽいバンドと、台湾っぽくないバンドです(!)。

日本に日本っぽいメロディやコード進行があるように、台湾にも台湾っぽいメロディやコード進行があります。っていうのを住み始めて2ヶ月ぐらい経ったときに区別できるようになって来まして。で、台湾人の音楽は大体台湾っぽいメロディです(当たり前だけど)。トラックははやりの感じだったり、ハードコアな感じだったとしても、メロディは台湾っぽい。正直いうと、台湾っぽいメロディっていうのは、なんていうか、最初はちょっと日本人にはとっつきにくいんじゃないかなあと思うんですが、まあ、そんな感じです。

透明雑誌なんかは「台湾っぽくないバンド」に分類されるのは想像に難くないと思います。これは現地のバンドマンの友達も口をそろえて言います。よく勘違いされやすくて日本人は透明雑誌は台湾じゃ超人気だと思うかもしれませんが、実はそうでもないんですよ(いや人気では有るんですが、正直ナンバーワンではないです)。で、皆言うのが「透明雑誌は日本で人気のバンド」って言います。「日本人は日本っぽいバンドが好きだよね」も、こっちでよく聞くフレーズですね(そりゃそうだろ!って思うけど)。透明雑誌みたいな日本人に好まれそうなバンドは台湾じゃほんとに珍しい。僕が台北に来て最初の方は、いいバンド探そうとしても見つからなくて。いいの基準を「透明雑誌みたいな」って置いてたから見つからなかったんですよね。もちろん、いいバンドは台湾っぽいバンドにもっぽくないバンドにもいます。

そのへんはおいおいしっかり整理したいんですが、何が言いたいかっちゅうと、TuTも「台湾っぽくないバンド」の方のやつですよ、という話です。はい。

聴いてみると、多分海外のバンドが好きで演奏しているのがすごく伝わってくるんですけど、こういうバンドっていうのはそこまで台湾では爆発的人気が出ないんですよ、きっと(オススメしてるのになんだって話ですけど)。で、日本とか海外で注目されて、さーっと海外にツアー行ったりするんです。多分。しらんけど。

まあ、いっぺん聴いてみて下さい。

ましてや男女編成もマイブラです。あと女の子可愛いです。ドラマーはイケメンです。こういうバンドって台湾ではすごく珍しいんですよ。海外の音楽に影響を受けつつ、それに台湾っぽさを加えずにやりきる、っていう。きっと多くの台湾人は自然と台湾らしさってのがでるのと(良いことなんですが)、あと多くの台湾人にはうけないからかな。きっと、在台の外国人と一部のバンドマンに気に入られるんです、きっと。だから例に漏れず在台の外国人である僕はとても応援したくなる訳です。

まだ半年前ぐらいに結成されたバンドで、音源もないのですが、Youtubeに結構映像が上がっているので、大体の曲はチェック出来ます。そういう結成して間もないようなバンドが僕のような中国語できない日本人に知られる、しかも結構頻繁にライブできてる、っていうのは台湾の音楽シーンの狭さが良い方向に作用していると考えても良いかもしれません。

ちなみにTuTの名前の由来はemoticon(顔文字)らしくて、なんかそのへんもいいなあと(泣いてる顔文字ですね)。友達のドラマーがこないだ対バンしてたので、ステッカーくれって言っときました。